用語集

間柱の『中心』探知

間柱の『中心』探知

CenterVision™ (センタービジョン) 技術は、当社が1980年に間柱探知器を市場にご紹介して以来、最もエキサイティングな技術革新です。二方向スキャンと印付け方法の替わりに、梁・間柱の正確な中心を一度で何度でも検出することができます。この技術の最大長点のシンプルさでエラーを防ぎます。CenterVision™ (センタービジョン) 技術で、当て推量の必要なく梁・間柱に釘打ちをする最良地点を見つけ出すことができます。

梁・間柱の『端』探知

梁・間柱の『端』探知

梁・間柱探知器は壁の密度を測り、また通常壁はある一定の密度でできています。探知器が壁表面走査中にその密度よりも高い数値を記録すると、間柱の「一端」にたどり着いたことを意味します。この間柱の中心を検出するには、先ず間柱の両端を確認する必要があります。詳しくは 「『端』探知と『中心』探知の違い」 をご参照下さい。

木製・金属製の梁・間柱探知

木製・金属製の梁・間柱探知

大抵の住宅建設では木製間柱が使われるのに比べ、大半の商業建設用内壁では金属性間柱が使用されています。ジルコンの『端』探知器と『中心』探知器は、壁の素材に関係なく全ての梁・間柱を探知します。

深い位置にある梁・間柱の探知

深い位置にある梁・間柱の探知

厚めの層でできたウォールボードやパネル板の場合、間柱は通常の位置より深く打ち付けられているため、普通の探知器では間柱検出が困難な場合があります。当社のDeepScan™ (ディープスキャン) 機能付きの製品を使えば、壁から38 mm までの深さにある梁や間柱を簡単に探知できます。この機能は強力なため、通常の壁では感度が高すぎて正しい検出ができないことがあります。必要な時にだけご使用ください。

WireWarning™ (自動電線警告) 探知機能

WireWarning™ (自動電線警告) 探知機能

WireWarning™ (自動電線警告) 探知機能付きの製品は、梁・間柱や金属物を走査中に通電中の反被覆電線を76 mmの深さまで探知します。WireWarning™ (自動電線警告) 探知機能は常時に選択されたモードに関係なく働いており、壁裏にある通電中の反被覆AC (交流) 電線の有無をお知らせします。さらにご質問がある場合、またはこの機能に問題がある場合は、こちらの 「WireWarning™ (自動電線警告) 探知機能のトラブルシューティング」 をご覧下さい。

AC (交流) 電圧・電線探知

AC (交流) 電圧・電線探知

ジルコンのマルチスキャナー製品には、通電中の反被覆電線 (AC電圧) を専門に探知する電線モードが搭載されています。このモードを使用する際には、通常の梁や金属の探知を一度終了してから始めてください。電線の探知には是非この機能をご使用下さい。プラスチック管内に電線がある場合でも探知が可能です。

金属探知

金属探知

ジルコンのマルチスキャナー製品には、上記の電線探知以外に金属専用の探知モードも搭載されています。鉄筋のような鉄金属類は76 mm の深さまで探知します。

「書いても消せる」マーカー

「書いても消せる」マーカー

搭載済みの「書いても消せる」マーカーは、固定作業の際の記付けに便利です。ペンや鉛筆に手を伸ばしたり、計測工具を壁面から離す必要がありません。マーカーは手動操作で、随時ご使用いただけます。

オーディオ・インジケーター

当社の多数の製品は、LEDまたはLCDディスプレーの補助としてオーディオ・インジケーターを搭載しています。この追加機能で、少ない時間内でも作業を効率良く行うことができます。梁や間柱(または他の探知目的物)を探知すると連続音が鳴り、お知らせします。連続的に発信音が鳴る場合はカリブレーション(調整)エラーが考えられます。この場合には本体を別の場所に動かし、再び走査を開始してください。

自動修正技術 (ACT™)

カリブレーションを一秒に10回チェックし、さらに必要に応じて再調整を行います。走査開始が間柱の真上で行われた場合には、自動修正が始まり、再度間柱上を走査した時に同じ間柱を検出することができます。幾つかのモデルは、矢印で元の間柱の位置を表示します。

間柱上の走査開始警告

電子間柱探知器の間柱上での調整は、従来不正確な探知結果につながる問題点がありました。お客様のニーズを考え、使いやすさを追求した結果、当社はこの問題点を完全に取り除くことができました。

当社のスタッドセンサー™とマルチスキャナー™製品は、何がおかしいのかを自動的に判断できる優れものツールです。もし間柱上で走査が開始され、そこからさらに遠くへ動いたときは、連続的に発信音が鳴りランプが点滅します。このような場合はカリブレーション(調整)エラーが考えられます。本体を5-10 cm ほど右か左に動かし、再度調整を開始してください。

シグナル・インジケーター

梁・間柱、電線、導管など、探知目的物の素材や種類にかかわらず、壁裏には概して様々な要素が存在します。これらの要素は、ジルコン社の最高感度を誇る製品でも不正確な探知結果を生み出す恐れがあります。このような問題を避けるため、シグナル・インジケーターが壁からの反射シグナルの強度と確実性を表示します。三つの円形方インジケーターが出ると、通常の壁裏の目的物を意味します。二つ(またはそれ以下)の円形方インジケーターが出た場合、何かしら壁裏の要素を探知はしたけれど、目的物より小さい他の要素であったり、あるいは目的物が厚めの壁裏にある可能性を意味します。全ての壁はそれぞれ作りが違い、壁内には導管、電線、他の物質など、様々な要素が存在するため、シグナル・インジケーターを利用して目的物を絞り込むことができます。

SpotLite™ (スポットライト) 指示システム

この画期的な機能は目的物が探知されると走査表面上に光線を映し出し、どんな探知作業においても目的物を手早く正確に見つけるための追加表示としてお使いいただけます。SpotLite™ (スポットライト) 指示システムがあれば、目的物を走査地点で確認できるだけではなく、間柱の端がどのように壁内に散在しているのかを視覚化することができます。

TruCal™ (トルーカル) 瞬時カリブレーション

ジルコンの TruCal™ (トルーカル) 技術があれば、毎回製品をご使用いただく度に正確なカリブレーション(調整)をワンタッチで行っていただけます。先ず本体を壁上に置き、ON/OFFボタンを押してください。その後、一度発信音が鳴るとカリブレーションが完了し、探知作業を開始の準備が整ったことを意味します。

金属・電線探知用相互カリブレーション

「相互カリブレーション」は、どんな環境下でも金属とAC (交流) 電圧を正確に探知するお手伝いをします。他社の製品と比べて当社の金属・AC (交流) 電圧の探知機能が優れている理由は正にここにあります。

金属物や電線を探している時、目的物のサイズや探知表面からの深さが様々なため、通常の間柱の探知より難しい場合があります。相互カリブレーションによって、探知し難い目的物を検出したり、比較的容易に検出できる目的物用に精度をカスタマイズする時に最高の感度で走査を開始することができます。

「相互カリブレーションの使い方」 には、最高精度で金属と電線探知を行うための詳しい説明が盛り込まれています。どうぞご覧下さい。